こんにちは！
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。

今回は左腕を外に広げると痛みと痺れが辛い肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の症状事例をご紹介いたします。

■来院された方：小倉南区在住・50代・男性
■主な症状：左肩から左腕の痛みと痺れ

4ヶ月前に五十肩と診断をされ左肩の痛みを我慢していましたが、最近では好きなゴルフも出来ないほど辛くなってきた。

腕を外へ広げると痛みと痺れが有り、服を着るのに困難で、夜も左肩～左腕の痛みで目が覚めてしまい、最近では熟睡も出来なく寝不足の日が続いているとのこと。

他院で電機治療を続けたものの一向に改善の気配がなく、インターネットで検索して当院に来院しました。

初回のカウンセリングでお聞きした、ご利用者様のお悩みポイント

初回のカウンセリング後のお身体の整形外科的徒手検査の結果

徒手検査の結果で左肩が下方に下がり背中の筋肉が緊張していました。

そして肩関節の軸が崩れてしまい、正常な動きが出来なくなり、しばらくの間その状態で過ごしていた結果、左肩の炎症が起こりやがて左肩の周囲の筋肉が拘縮してしまったと推察しました。

前回の施術から1週間後に来院。

施術は前回と同様で左肩を中心に関節や筋肉・筋膜を整える施術を行う。

前回の施術から5日後に来院。

左肩の痛みと痺れが少し軽減してきたので、肩甲骨の可動域向上する目的で運動療法を追加。

来院は1週間に一回のペースで施術を行う。

5回目で夜間痛や左腕の横に広げる可動域制限が軽減。

7回目で左肩や左腕部の過度な筋緊張も軽減。この日から全体の身体のバランスを整えていく施術を追加する。

来院は2週間に一回のペースで施術を行う。

10回目で左肩や左腕部の痛み(炎症)と痺れは、ほぼ消失。

12回目で再検査を行い可動域もしっかりと定着。ここで施術計画は終了。

五十肩の治療を整形外科で受けていたのですが、なかなか良くなってこないので不安を感じていました。

とにかく寝ていても痛みが強く苦しんでいたので、熟睡が出来なく仕事にも影響があったのですが、整体治療を受けると痛みが徐々になくなり回復しました。辛い症状がなくり姿勢も良くなった気がします。

※個人の感想を掲載しております｡効果を保証するものではありません。

四十肩・五十肩は「肩関節周囲炎」「癒着性関節炎」などと呼ばれています。

肩関節周囲の筋肉や腱などの軟部組織に炎症が起こることで、痛みや肩の拘縮症状が現れます。

「何故おこるのか」は、はっきりとした原因はわかっていない部分もあります。

必ずしも肩や腕を酷使する人に起こりやすいわけでもなく、デスクワークの方にも起こります。

早期に適切な治療を行なわずに、いずれ良くなるだろうと放置してしまうと・・

結果的に悪化してしまったり、また「痛みはなくなったけど腕は上がらないまま」という事もあります。

そして、四十肩・五十肩で来院されている方の姿勢を見ると、肩が丸まった猫背であるケースが多く見られます。

経験上、姿勢的な影響は大きいと考えています。

もともと肩関節は筋肉で支えているので可動域は広く様々な運動が可能な部位です。

その一方で肩関節は可動域が広いぶん他の関節軸と比べると関節軸自体が不安定でもあります。

なので、根本的に治していくには肩と同時に、首、背中、腰といった、肩とつながっている箇所についても、しっかりと調整する必要があります。

四十肩・五十肩は、適切な処置をすれば恐れる事も絶望する事もない症状だと感じています。

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