【左膝痛で左脚に力が入らない症例】(北九州市小倉北区50代女性)
こんにちは!
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。
当院で整体を受けられた方をご紹介する症例ブログです。
■来院された方:北九州市小倉北区在住・50代・女性
■主な症状:左膝の痛みで左脚に力が入らない
来院までの経緯
介護の仕事をしている時に左膝の内側にピリッとした痛みがありました。すぐに治ると思っていたのですが、なかなか治らずその内左膝全体に痛みが出始め左脚に力が入りにくくなりました。
日に日に痛みが強くなり整形外科に行ってレントゲン撮影したら変形性膝関節症と診断され2週間に一回ヒアルロン酸の注射をしていました。
しかし、なかなか左膝の痛みが治まらず、日常生活や仕事に影響がでてくるようになり、インターネットで当院を知り来院する。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きした、ご利用者様のお悩みポイント
- 左膝の全体にかけて痛む。
- 左膝に力が入らない。
- 左股関節や右腰も痛みが出ている。
- 床から立ち上がるのが困難になっている。
- 本当に治るのか不安。
初回来院時の主な身体の評価
- 左膝屈曲約95度の可動域制限あり
- 左股関節内旋約25度の可動域あり
- 左仙腸関節(骨盤)Fadirfテスト機能異常あり
- 大腿四頭筋(太ももの筋)の過度な緊張
- 左膝の腫脹・熱感なし
今回の身体の評価では膝の変形はあるものの左膝関節の水腫はなく膝関節自体の炎症は考えにくく、膝関節に関する筋肉や骨盤や股関節の動きが悪くなっていることが原因ではないかと考えた。
また、左股関節や右腰にも負担がかかるようになり痛みが出現した疑いが非常に強く考えられると推察しました。
施術経過
■初回
初回は左膝関節と股関節の動きを良くしていくことを目的に施術を行う。
初回時に、ご利用者さまには今後の施術方針を伝えて、自宅で行う膝のセルフケア方法もお伝えしました。
また、日常で気を付ける事を説明し納得を頂きました。
2回目
前回の施術から4日に来院。2回目は関節の動きとともに、太ももの筋などの筋肉・筋膜調整を中心に施術。
3回目~10回目
施術は一週間に1回で行う。5回目で左脚に以前より力が入るようになったとご利用者さまから報告がありました。
8回目で歩行時の左膝の痛みが軽減したので、身体全体のバランスを整える施術を行う。
10回目で左膝の痛みはほぼ消失、再テストを行い十分な可動域や筋肉のバランスもよいので施術計画は終了。
ご利用者様にいただいた感想
はじめに先生から毎日行うセルフケアを教えてもらいましたが、最初のうちはなかなか続けることができませんでした。
そんな時は先生の施術と自分でやるセルフケアで、まだまだ良くなる可能性があるとやる気を出させてくれます。
何度か通ううちに、ちゃんと左足に力が入りしっかり立っていることに驚きました。
実際、疲れがたまると膝に違和感があるものの、あれだけ辛かった痛みは嘘のようになくなりました。もっと良くなる為に、これからも続けていきたいと思います。
※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
院長から
歩く動作や立つ動作など身体は膝だけではなく周りの関節や筋肉もしっかりと可動するから動けます。
今、起きている痛みを診るとき膝関節とそれらの関節に付着する筋肉や筋膜はもちろんのこと、膝関節と連動する股関節、骨盤、背骨さらには足関節の機能障害を特定して、動きの連動性もみながら施術していきます。
変形性膝関節症のため、膝の曲げ伸ばしに完全に左右差がなくなることは難しいですが、施術とセルフケアによって日常生活や仕事でほとんど膝関節の痛みがない状態までになりました。
また、骨盤と股関節は膝の症状に影響を与えるので、調整していくことで膝の負担を軽減できます。
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この記事を書いた人
山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験13年・延べ31300人の施術を行う。(令和4年5月現在)