こんにちは！
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。

当院で整体を受けられた方をご紹介する症例ブログです。

■来院された方：北九州市在住・50代・男性
■主な症状：右膝の痛み

数年前から右膝に痛みがあり、整形外科でレントゲン検査を受診して変形性膝関節症と診断を受けました。

痛みは歩いたり椅子からの立ち上がりの時、特に階段の上り下りの時にでて右側に体重がかかった時に痛みが強く出現する。

じっとしていれば痛みは無いけど、正座が出来なく足を上げるのが辛いという訴えがありました。

初回のカウンセリングでお聞きした、ご利用者様のお悩みポイント

視診・触診では右膝に明らかな炎症所見や関節水腫、右膝の腫れはないが、膝を曲げると約１００～１１０度ぐらいで止まり、痛みの訴えがありました。

膝関節の遊び部分やゆるみを診てみると回旋の動きに制限があったが、制限にむかって動かしてみても痛みを訴えることはなかった。

ところが、外側広筋（太ももの筋肉）にはっきりと痛む部分がありました。

また、膝蓋骨（お皿）をチェックすると明らかに動きが悪い方向があり、左右の太ももの筋肉の周囲を測ると右側の太ももの筋肉が左側に比べて筋萎縮が診られました。

これらが痛みの原因ではないかと考えた。

5回目からは関節の動きが良くなってきたので、主に外側広筋(太もも)などの筋肉・筋膜調整を中心に施術。

ご利用者様から「以前より椅子から立ち上がる時に痛みが減った」「歩きはじめが楽になってきている」との報告がありました。

膝関節の可動域をあげてスムーズに歩行が行えるようになる為、途中からは自宅で出来るセルフケアをお伝えして、膝周りの筋肉の柔軟性や筋力強化を実践して頂きました。

右膝の痛みがかなり軽減したので、身体のより深い部分にある筋肉の調整を始める。それと同時に、右膝に過度に掛かっていた負荷を減らすため、自然で正しい歩行もお伝えする。

結果、約二か月半で右膝の痛みはほぼ消失しました。

あんなに痛かった膝が、今では痛みがなく歩けるようになりました。整形外科での診断で不安な気持ちだったのを今でも覚えています。

また、山田先生にいろいろと質問したことを、とても丁寧に対応して頂き、気持ちが楽になりました。これからもよろしくお願いします 。

※個人の感想を掲載しております｡効果を保証するものではありません。

レントゲン検査で関節の変形が明らかにあった場合でも、痛みの原因がすべて関節内にあると決めつけてはいけない症例も数多くあります。

関節の運動にかかわる筋肉を調べてみると、筋肉の短縮やトリガーポイントがみつかることも多く、これらは筋細胞リリースの適応範囲です。

筋細胞リリースを行うと、施術後に痛みの変化を感じるご利用者様もいます。

また、筋力低下で関節や筋肉に障害が起きているケースもあるので施術と並行して筋力強化運動や関節をスムーズに動かす柔軟性も重要です。

その為、ご利用者様に自宅でもしっかりとセルフケアの仕方や頻度を、お伝えすることも必要になってきます。

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