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【歩行中に股関節の痛みの症例】(北九州市小倉南区50代女性)

【歩行中に股関節の痛みの症例】(北九州市小倉南区50代女性)

こんにちは!
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。
秋晴れの良い日が続き過ごしやすい爽やかな季節になりましたね。

さて、今回は股関節の痛み症状の症例ブログをご紹介いたします。

■来院された方:北九州市小倉南区在住・50代・女性
■主な症状:歩行中に股関節の痛み

来院までの経緯

 

自宅でテレビ放送の体操を真似てテニスボールで左お尻あたりを強く刺激した、少し股関節に痛みを感じたが続けて強い刺激を行った。

その直後ぐらいから、歩く時に左股関節から音が鳴るようになった。気になったけど痛みがないので、普段通りに生活していた。

しかし、三週間前ぐらいから左の股関節に痛みを感じるよになり、徐々に痛む頻度と強さが増してきた。

一向に良くなる気配もなく、このまま歩けなくなってしまうのではないかと非常に不安になり、知人の紹介で当院を知って来院した。

初回来院時の主な悩み

 

初回のカウンセリングでお聞きした、ご利用者様のお悩みポイント

  • 歩く時に左股関節に激痛がある
  • 右膝も徐々に痛くなっている
  • 左股関節からの音が以前より鳴るよになった
  • 左お尻から背中までの痛みがある
  • 引きずったような歩き方になるので不安

 

初回来院時の主な身体の評価

 

初回のカウンセリング後のお身体の整形外科的徒手検査の結果

  • 左骨盤の関節(仙腸関節)の機能異常あり
  • 左股関節部の熱感(+)、腫脹(+)
  • 左股関節の全方向の可動域制限(+)特に内旋の可動域制限著明
  • 右膝の熱感(+)、運動痛(+)
  • 左臀部、左腰部の圧痛(+)、筋肉の過緊張(+)

テニスボールでお尻への強い圧迫力が急激に加わった事によって、仙腸関節と股関節の部分での炎症が起きたと推察しました。

それに伴い左骨盤から背中までの筋肉の過緊張がおこり、左股関節の可動域制限や音が鳴るようになり、また左股関節の機能異常より歩く度に右膝に負担が掛かり続け痛みがあると考えられる。

先ずは、痛みの発端と考えられる仙腸関節(骨盤)と左股関節の炎症を消失する目的で施術を行うことを、ご利用者様にお伝えして納得をいただきました。

 

施術経過

■初回

症状の炎症反応を抑える事や筋肉の回復力を見極めるため、初回は股関節と仙腸関節を調整する施術を行う。

また、この日は日常で気を付ける注意事項やアイシング方法、股関節のセルフケア方法をお伝えする。

2回目

前回の施術から4日後に来院。再検査を行い左股関節の可動域が少し改善傾向がみられた。

この日も、炎症反応を抑える目的で骨盤を中心に関節や筋肉・筋膜を整える施術を行う。

現在のお身体の状態を説明しました。

3回目

前回の施術から4日後に来院。再検査を行い左股関節の可動域が前回よりあがり、炎症反応も軽くなっていた。

施術内容は股関節の可動域を向上する目的で運動療法を中心とした施術に変更した。

結果、左股関節に体重をのせても痛みが軽減する。歩行の時も痛みや音が軽減していた。

自宅でのセルフケアとアイシングを継続中。

4回目~7回目

来院は1週間に一回のペースで施術を行う。

5回目で右膝の炎症や痛みが消失する。

6回目で関連部位の筋肉の過度な緊張も消失。

7回目で再検査を行い股関節の可動域もしっかりと定着。ここで施術計画は終了する。

ご利用者様にいただいた感想

整体は他にも行ったことがありますが、施術のやり方が全く違うので最初はとまどいましたが、3回目くらいで慣れてきて、その頃から痛みも軽くなりました。

体のことやストレッチなど、いろいろ教えてもらえて、自分の体を見直すいいきっかけになりました。これからも、お願いしたいです。

※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。

 

院長から

山田院長今回の原因は、まず股関節、仙腸関節に炎症が起こり左股関節を支持する筋肉群が硬くなり、歩く時に身体を支えるだけの筋力が発揮できなくなっていた為でした。

また、骨盤の仙腸関節や腰椎の可動性の低下も影響を与えていたと考えます。

体重を支える股関節は非常に負荷がかかる関節でもあります。

正しい動かし方をしないと股関節はどんどんと間隔が狭くなり、本来の股関節の柔軟性がなくなり、結果、骨がぶつかり軟骨がすり減ったりします。

そのため股関節が正しく、滑らかに動くようにしないといけません。

当院では股関節を滑らかに動かすためにまずは仙腸関節(骨盤)を調整していきます。

そして、一つ一つ症状の因果関係を考えて施術を進めていき、ご利用者様のセルフケアやアイシングを同時進行することで症状の改善をみることができました。

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山田院長

この記事を書いた人

山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験11年・延べ29400人の施術を行う。(令和2年10月現在)