【背中の痛みから現れたぎっくり腰の症例】(北九州市小倉北区30代女性)
こんにちは!
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。
当院で整体を受けられた方をご紹介する症例ブログです。
■来院された方:北九州市小倉北区在住・30代・女性
■主な症状:後ろの反らす動作で腰部が激痛
来院までの経緯
寝起きに背中にピリッと痛みが走ったが、その時はそれ程気になる痛みでなかった。お昼頃になるとだんだんと背中の痛みが強くなるが、仕事はこなせる。
痛みに気になるので明日病院か整体を受診しようと考え就寝した。
夜中に痛みで目が覚めて身体を起こそうとした時に立ち上がれない程の激痛が腰部全体にあり、不安になり朝を迎えた。
もともと慢性的な肩こりもちで首や背中に痛みがあることがあったが腰の激痛は初めての経験だったので「どこに行けばいいのか分からず」インターネットで調べ当院に来院しました。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きした、ご利用者様のお悩みポイント
- 体を後ろに反らすと腰が激痛
- 腰が抜けそうな感覚がある
- 動き始めに腰が激痛
- 初めての経験ので本当に治るのか不安
- 背中の痛みも強くなっている
初回来院時の主な身体の評価
初回のカウンセリング後のお身体の整形外科的徒手検査の結果
- 骨盤の右仙腸関節可動域制限あり
- 腰部特に右の圧痛及び熱感あり
- 右肋椎関節の可動制限及び動作時痛あり
- 僧帽筋下部から広背筋(背中の筋)にかけての過度な緊張
- SLRテスト陰性(下肢神経テスト)
今回の身体の評価はSLRテスト陰性(神経テスト)でFadirfテスト(関節テスト)で右仙腸関節の機能異常が診られた。
まず背中の痛みが引き金になり右仙腸関節や右肋椎関節に過剰な負荷がかかり腰の筋肉が過度な緊張を起こして、急性腰痛を引き起こした疑いが非常に強く考えられると推察しました。ご利用者さまに今後の治療計画の説明して納得を頂き施術を開始。
施術経過
■初回
初回時は腰の痛みが激しく、先ずは炎症(痛み)を和らげる施術。
炎症(痛み)が強くあると骨盤の関節を調整しても、一度で痛みが取れないことがありますが、日に日に炎症が引きやすくなり、痛みが和らいでいきます。
この日は自宅で出来るアイシング療法をお伝えしました。
2回目
前回の施術から2日後に来院。
痛みは前回より軽減しており歩くスピードも速くなる。
この日は骨盤の関節の調整を中心に、骨盤に起源する筋膜・筋肉を調整しました。
3回目
前回の施術から2日後に来院。
背中の痛みが楽になり身体の状態を真っ直ぐできると、ご利用者さまから報告がありました。
この日は骨盤の関節の調整と共に、身体全体のバランスを整える施術を開始する。
また、自宅で簡単に出来るセルフケア法をお伝えする。
4回目~7回目
施術は一週間に一度の割合で行い、治療開始から7回目で痛みは完全に無くなりました。
再検査の評価も良く7回目で施術計画は終了。また全体の身体のバランスがよくなり姿勢も以前より良いとご利用者さまから嬉しい報告がありました。
現在は、今の身体のバランスが崩れないように月に一度の予防治療をされています。
疲労がたまってくると肩や背中に違和感を感じるようですが、普段は肩や背中に痛みは全くありません。
ご利用者様にいただいた感想
腰が痛くなったときはビックリして不安でしたが、先生からいろいろ説明していただき安心しました。
毎回アドバイスをいただき日頃の姿勢やついついしているクセなど、見直すいいきかっけができたと感謝しています。
これからもよろしくお願いします。
※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
院長から
今回のぎっくり腰発症の原因の1つが、背中の筋肉疲労です。背中は様々な原因によって筋肉が緊張したり、負荷がかかることで疲労します。
背中の筋肉が凝り固まることにより、上肢の動きが制限された結果、上肢の動きをカバーするため腰の動きが過剰になりすぎ負担が掛りつづけ骨盤の関節が機能異常を起こして急性腰痛症(ぎっくり腰)になったと考えられます。
ぎっくり腰は急性的な症状なので炎症がなくなれば痛みがやわらぎますが、根本的な原因(身体のバランス)や日頃の姿勢や癖などを解決しないと、今回と同じ様にぎっくり腰が再発する可能性があります。
その為には日頃のセルフケアも大事ですが運動・栄養・睡眠も重要です。
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この記事を書いた人
山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験13年・延べ31300人の施術を行う。(令和4年5月現在)