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院長直伝!偏平足の原因と改善ケア方法

院長直伝!偏平足の原因と改善ケア方法

偏平足って気になりますよね…。

足の形がかっこ悪いだけではなく、疲れやすく感じたり、人によっては運動時に痛みを感じるかもしれません。

また、色々な痛みやトラブルの原因が「偏平足にあるかも?」と思う方も多いのではないでしょうか。

実際に偏平足は肩こりや腰痛または頭痛など多くの悩みの要因になりえます。

ですので、気になる方はなるべく早く改善の取り組みを行うべきです!

「でも、どうしたら…?」「最も効果的な方法はどれ?」と、お考えの方にお伝えします。

少しずつできる範囲で構いませんので、ぜひ取り組んでみてください。

この記事では、そんな「偏平足の原因や改善ケア方法」について解説していきたいと思います。

偏平足とは…

偏平足とは、足の裏の「土踏まず」がなく、足裏にあるべき綺麗なアーチが落ちてしまっている状態です。

足裏全体で地面に接するような感覚があります。
偏平足画像

偏平足は着地の衝撃が大きく、立ち仕事や歩行・走行時に足が疲れやすくなります。

偏平足のデメリット

偏平足を放置していたり、アーチの低下が亢進すると、色々な弊害がでてきます。

以下のようなものがデメリットです。

・足が疲れやすくなる

・歩き姿勢が悪くなり、膝痛や腰痛・肩こり・頭痛の原因となる

・走り姿勢が悪くなり、スポーツ傷害の原因となる

・外反母趾、発生の可能性が大きくなる

・足裏の血行を阻害してむくみや冷えにつながる

このような弊害を避けるために偏平足はぜひ改善した方がいいのです。

偏平足の改善ケア方法

まずは、以下のポイントに留意してください。
足アーチ画像

  • 足の三点で地面を捉えるようにすること
  • 土踏まずに体重をかけるようなクセをやめること
  • 足の指を使って地面をつかむように歩いたり走ること
  • 足首を柔軟に動かせるようにすること

偏平足の改善に効果的な運動

偏平足になると身体への負担が増えていきますので、少しずつ意識して対処していきましょう!!

具体的なケアの方法としては、

・足先引き寄せ運動

足先運動画像

(1)前に出した足先をかかとを支点にして内側に引き寄せます。

(2)引き寄せたところで5秒キープしてください。

※繰り返し、反対の足も行います。左右交互2セット行ってください。

・アキレス腱ストレッチ

アキレス腱ストレッチ画像

有名なアキレス腱ストレッチです。

また、壁に両手をつけて行うと、よりアキレス腱がストレッチされます。

壁で行うときは、後ろ足がなるべく床から離れないようにして下さい。

両手で壁を押すことで後ろ足が伸びます。

※交互に4回繰り返してください。

・足首柔軟ストレッチ

椅子に座った状態で行う足首ストレッチです。

下記の手順でストレッチを行いましょう。

(1)椅子に浅く腰掛けます。

(2)床に片足の甲をつけて、ゆっくりと足首を伸ばします。

(3)伸びきった状態で10秒間キープします。

(4)反対側の足も同様に行います。

※1~4の動作を3回繰り返します。

・かかと上げ

かかと上げ運動画像

つま先や足の母指球だけが床に触れているように、地面からかかとを上げます。

5秒間キープしたのちにかかとを下ろします。

※左右交互に5~10回繰り返してください。

・親指エクササイズ

指エクササイズ

足の親指だけを、他の指とは逆の動きをさせてください。

その状態で5秒間キープ。

※左右交互に5~10回繰り返してください。

・タオルギャザー

タオルギャザー画像

床にバスタオルやスポーツタオルを敷いて、足の指だけで引き寄せる運動を行います。

※左右交互に5~10回繰り返してください。

最後に

足を伸ばすイメージ画像
いかがでしたか?

今回は、偏平足の原因や改善ケア方法について解説してきました。

偏平足は放置しておくと進行し、肩こりや腰痛など様々なトラブルを身体に引き起こします。

さらに足の痛みは身体の様々な部位に影響を及ぼし、最終的には歩くことがおっくうになり運動不足を引き起こします。

偏平足の自覚のある方は、是非お伝えした運動を少しずつでもこまめに行って健康的で綺麗な足を取り戻してください。

この記事が、少しでもあなたの役に立てたのであれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

山田院長

この記事を書いた人

山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験13年・延べ31300人の施術を行う。(令和4年5月現在)