【右臀部から右膝にかけての激痛】（小倉南区40代男性）
こんにちは！
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。
当院で整体を受けられた方をご紹介する症例ブログです。
■来院された方：北九州市小倉南区・40代・男性
■主な症状：右臀部から右膝にかけての激痛
来院までの経緯
以前より立ち仕事にて、軽い腰痛を感じていました。来院する1ヶ月ほど前に仕事が忙しくなり、自宅で起床する際、腰が急に痛くなり立ち上がることができなくなりました。
動けないため3日間自宅療養を行い、何とか立つ事ができる様になったので、近くの病院にてレントゲンを撮影し「椎間板ヘルニアではない」「坐骨神経痛」との説明を受けました。その後、痛み止めの薬を処方。
しかし、右臀部から右膝までの痛みが治まる様子がなく我慢をして仕事をこなしていた。また、動悸や身体の倦怠感といった症状も発生し、病院で診てもらうも検査はすべて陰性。
日を重ねるごとに段々と肩や背中も痛みも強まり、仕事も休まざるを得ない状態になり、「このままいくと、どうなってしまうのか」という恐怖感・不安感を感じていました。
そんな時に会社の友人から当院を紹介され、ホームページを閲覧のうえ来院いたしました。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたこの方のお悩みポイント
- 右臀部から右膝にかけての激痛
- 左肩から背中の痛み
- 左腕のしびれと痛み
- 頭を締め付けられるような頭痛
- 動悸や身体の倦怠感
初回来院時の主な身体の評価
- 骨盤右仙腸関節Fobere（+）（骨盤の関節の機能異常があり）
- 右殿筋の筋スパズム（+）（お尻筋の緊張）
- 下肢伸展挙上テスト（-）（腰椎椎間板ヘルニア可能性低い）
- 左僧帽筋・左肩甲挙筋の筋スパズム（+）（背中・肩の筋緊張）
- ルーステスト（-）（胸郭出口症候群陰性）
起床時に起きた腰の痛みは筋肉や関節の急性腰痛であると言えますが、後に発生している動悸や身体の倦怠感(不定愁訴)を考えると、隠れた何かしらの疾患が存在しているだろうと推察しました。
不定愁訴に関しては、引き続き病院での精査を続けて原因を明らかにする必要性があると判断し、それをご利用者さまに伝えました。
その上で、身体のバランスが崩れ筋肉・関節的な症状が出ているのも明らかであり、その部分に対しては痛みを取り除く、痛みの歪みを正す必要があります。
ご利用者さまに施術計画を伝え納得して頂きました。
施術経過
■1回目～8回目
週2回のペースで施術。右臀部・背中の痛みを取る施術にほぼ特化した内容。
痛みの変化は良好→変わらない→良好→変わらないを繰り返しながら少しずつ痛みの軽減。
身体に負担をかけないケア法も指導、熱心に実践していただきました。
9回目～15回目
週1回のペースで施術。主訴である痛みが軽減してきたので、身体のバランス整える施術に変更。
13回目で主訴の痛みがほぼ消失する。自宅でのセルフケア法継続中。
15回目で身体のアンバランスも整い定着する。再度テストを行い、評価が良く施術計画は終了。
仕事中も痛みがなく調子が良いとのこと。動悸や身体の倦怠感も最近では気にならなくなったとの報告がありました。現在は月に1回、身体の疲れをリセットするケアのために通院されています。
この方にいただいた感想
来院してすぐに先生の人柄・治療方針に信頼がおけました。患者の状態をすぐに把握し、それに適した施術を施してくれることにあります。施術は素晴らしいのはもちろんのこと、からだの状態をしっかり聞き、根気よく対応してくれます。
歩くもの困難だったのが、今では職場復帰ができるほどになりました。今後の院長の温かい人柄に甘えながら、自分の大事な身体をしっかり守っていこうと思います。
※個人の感想を掲載しております｡効果を保証するものではありません。
院長から
初回カウンセリングの時点で「これは単なる痛みだけではないな」と感じました。
正常な身体のバランスを失い他の部位にも影響がでていました。右臀部・右下肢と同時に背中や肩の施術を行うことにより、炎症がひきやすい身体をつくり痛みが軽減していきました。
また、隠れている不定愁訴が何であるにせよ、自己回復力に優れた強い身体をつくっていくことに間違いはないと判断し、全身のバランス・自律神経の安定を視野に入れ施術を進め、実際にご利用者さまに良い結果が得られたことは大きな成果です。
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この記事を書いた人
山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師（国家資格）
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験13年・延べ31300人の施術を行う。（令和4年5月現在）
