【朝起きるとお尻からふくらはぎまで痛む坐骨神経痛】(北九州市小倉南区50代男性)
こんにちは!
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。
今回は、朝起きた直後からお尻や脚に痛みを感じ、時間が経つにつれて少しずつ楽になるものの、長く歩いたり立ったりすると再び痛みが強くなってしまう坐骨神経痛の症例をご紹介します。
■来院された方:北九州市小倉南区在住・50代男性
■主な症状:左のお尻からふくらはぎにかけての痛み
来院までの経緯
半年ほど前から、朝起きた時に左のお尻に張るような違和感を感じるようになりました。
最初の頃は「寝ている間に変な姿勢になったのかな」と思い、それほど気にしていなかったそうです。
ところが、数週間ほど経つと、お尻だけではなく太ももの裏側からふくらはぎにかけても痛みを感じるようになりました。
特に朝、布団から起き上がって最初の数歩を歩く時に痛みが強く、
「足をつくのが怖い」
と感じるほどだったそうです。
しばらく動いていると痛みが少し和らぐため、そのまま仕事を続けていましたが、夕方になると再び脚が重くなり、ふくらはぎまでジンジンするようになってきました。
車での移動が多い仕事だったため、長時間座った後に車から降りて歩き出す時にも、左のお尻から脚にかけて痛みが出るようになりました。
整形外科を受診して検査を受けましたが、骨には大きな問題はないとのことで、しばらく薬を飲みながら様子をみていました。
しかし、症状がなかなか改善しなかったことから、インターネットで当院を見つけて来院されました。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きしたお悩みポイント
- 朝起きて最初に歩く時が特につらい
- 左のお尻からふくらはぎまで痛みが広がる
- 長時間座った後に立つと痛みが出る
- 仕事で長く立っていると左脚が重くなる
- 以前より歩く距離が短くなった
中でも一番困っていたのが、朝の起き上がりと歩き始めでした。
毎朝痛みを感じながら一日が始まることに、大きなストレスを感じていたそうです。
初回来院時の主な身体の評価
- 左股関節の内旋可動域の低下
- 左臀部深部の筋肉に強い緊張
- 骨盤の左右の動きにアンバランス
- 左ハムストリングスの緊張
- 左ふくらはぎの筋肉に張り
- 腰を反らす動作で左臀部に痛み
- 片脚立ちで左側のバランス低下
特に気になったのが、左の股関節と骨盤周辺の動きが小さくなっていたことです。
股関節がスムーズに動かないことで、歩行時にお尻や太ももの筋肉へ余計な負担がかかり、その影響が下腿部にも及んでいる状態と考えました。
また、痛みを避けるような身体の使い方が続いたことで、左脚全体の筋肉が緊張しやすくなっていました。
そこで、痛みが出ている場所だけを集中的に施術するのではなく、骨盤・股関節・下肢の動きを整え、脚全体にかかる負担を減らしていくことを施術方針としました。
施術経過

1回目~3回目
初回は、左股関節と骨盤周辺の動きを確認しながら、関節の可動性を整える施術を中心に行いました。
強い刺激を加えるのではなく、身体の動きを確認しながら少しずつ調整。
施術後に歩いていただくと、
「さっきより左足が出しやすい気がします」
とのことでした。
また、自宅で過ごす際に注意していただきたい姿勢や、朝起きた時にいきなり動かず身体を慣らす方法などもお伝えしました。
2回目、3回目は2~3日のペースで施術を行い骨盤と股関節の動きを中心に調整しました。
朝の痛みはまだ残っていましたが、起き上がってから痛みが落ち着くまでの時間が短くなってきたとの報告がありました。
4回目~7回目
週1回のペースで施術。
身体の動きが少しずつ改善してきたため、4回目以降は股関節周囲だけではなく、太ももやふくらはぎの筋肉にも施術範囲を広げました。
すると、
「朝の一歩目が以前ほど怖くなくなりました」
とのこと。
また、仕事中に長く立っていても左脚が以前ほど重くならなくなってきたそうです。
7回目頃には、左のお尻からふくらはぎまで続いていた痛みの範囲も徐々に狭くなってきました。
8回目~11回目
週1回の施術を継続。
この頃になると、日常生活で痛みを意識する時間がかなり減ってきました。
ただし、仕事で長時間車を運転した後には左のお尻に軽い違和感が残ることがありました。
そこで、痛みを取ることだけを目的とせず、長時間同じ姿勢を続けた後でも身体が崩れにくい状態を作ることを意識して施術を行いました。
あわせて、自宅で簡単にできる身体の動かし方も継続していただきました。
11回目には、朝起きた時の左のお尻からふくらはぎにかけての痛みは、ほとんど気にならなくなりました。
12回目~14回目
2週間に1回のペースに変更。
以前は朝起きてすぐに歩くことをためらっていましたが、現在は痛みを気にすることなく布団から起き上がれるようになりました。
14回目に再度身体の動きを確認したところ、左股関節の可動域や左脚でのバランスも改善。
左のお尻からふくらはぎにかけての痛みも消失していたため、ここで一旦施術計画を終了しました。
現在は、身体の状態を維持するために月1回のメンテナンスで来院されています。
ご利用者様にいただいた感想
朝起きるたびに左のお尻から足にかけて痛みがあり、毎日この状態が続くのかと思うと不安でした。
最初は少し歩けば楽になるので我慢していましたが、だんだん痛みが強くなってきて、仕事にも影響が出るようになりました。
施術を受け始めてから少しずつ朝の痛みが軽くなり、以前よりも歩くことが楽になりました。
今では朝起きる時に痛みを気にすることもなくなり、普通に仕事ができています。
もっと早く相談すればよかったと思っています。
※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
院長から

今回ご利用者様のケースでは、左のお尻からふくらはぎまで痛みが広がっていましたが、痛みのある場所だけに原因があるとは限りません。
実際に身体を確認すると、左股関節や骨盤周辺の動きが低下し、それを補うようにお尻や太もも、ふくらはぎの筋肉へ負担がかかっていました。
特に今回特徴的だったのが、「朝起きた直後が一番つらい」ということです。
睡眠中は身体を動かす時間が少なくなるため、筋肉や関節が硬くなり、起床直後は身体が動きにくくなることがあります。
そこへいきなり体重をかけて歩き始めることで、負担が集中して痛みを感じやすくなる場合があります。
そのため今回の施術では、痛みのある左のお尻やふくらはぎだけを見るのではなく、
・骨盤の動き
・股関節の可動性
・太ももの筋肉の状態
・ふくらはぎへの負担
・歩く時の身体の使い方
などを確認しながら、全体のバランスを整えていきました。
坐骨神経痛というと「腰が悪いのでは?」と考える方も多いと思います。
しかし、実際には腰だけでなく、骨盤や股関節、臀部、脚の動きなどが関係しているケースもあります。
もちろん、脚の痛みやしびれには様々な原因があり、すべてが整体で対応できるわけではありません。
強い痛みが急に出た場合や、脚に力が入りにくい、排尿・排便に異常があるなどの症状がある場合には、まず医療機関で適切な検査を受けることが大切です。
今回のご利用者様は、身体の動きを少しずつ整えていくことで、毎朝感じていたつらさから解放されました。
「朝起きるのがつらい」
「歩き始めにお尻や脚が痛む」
「長く座った後に脚が痛くなる」
このような症状でお悩みでしたら、痛みを我慢し続けず、一度ご自身の身体の状態を治療院で確認してみることをおすすめします。
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この記事を書いた人
山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験17年・延べ35600人の施術を行う。(令和8年4月現在)
