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肩こりでよくある質問Part2

肩こりでよくある質問Part2

こんにちは!
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。

今回は「施術中に、ご利用者様から肩の悩みでよく聞かれる質問」の第二段をご紹介いたします。

肘の質問についても解説していますので、参考になれば幸いです。

では早速ですが、肩こりで疑問に思っていることをQ&Aで解説していきます。

肩こりになりやすい姿勢は?

猫背イラスト

いわゆる猫背です。

同じ姿勢で立ってたり・座っていると、いつの間にか猫背になりがちですよね。

しかし、猫背の姿勢は頭が前に出る状態になり、肩は前に巻き込まれ首の後ろが詰まる感じになります。

このような状態では前に引っ張られた頭と肩を支えるために、常に肩と首の筋肉は緊張しているのです。

結果、肩こりを引き起こします。

ストレートネックは肩こりと関係あるの?

ストレートネックイラスト

ストレートネックとは、本来ゆるやかなS字カーブがある頚椎(首の骨)が、猫背など首を前に出した姿勢を長年続けることで、頚椎(首の骨)のS字カーブがなくなり真っ直ぐになってしまった状態です。

そうなると、頭の重さを支えるために肩の筋肉群だけではなく、首の筋肉群にも負担が掛かりやすくなり首・肩こりになりやすくなります。

野球肘とテニス肘の違いは?

テニス肘イラスト

同じ肘の障害ですが野球肘は、子供に多くスポーツ特有の障害です。

子供の成長期は、まだ骨は柔軟性があり骨も弱い時期になります。

投球動作など繰り返すことで肘に負担がかかり発症して、肘に痛みや違和感を伴い思うようにボールが投げれない状態をいう。また、肘の内側型・外側型・後側型に分けられる。

ひどくなると手術が必要になるため、早期発見が重要です。

テニス肘は同じ肘の痛みでも発症のメカニズムが野球肘と異なり、手首を曲げ伸ばしする動作時に前腕の筋肉が付着している肘関節の部分に炎症を起こします。

年齢的には35~50歳に多くみられ、スポーツを行っていない主婦にもみられる事から、筋・腱の加齢的変化が基礎にあると考えられます。外側テニス肘と内側テニス肘に分けられます。

同じ肘の痛みでも発症の要因や痛みの部位は様々ですので、適切な検査・治療を行うことが重要です。

子供が肘内障(ちゅうないしょう)になりましたが障害は残るの?

手を繋ぐ親子イラスト

肘内障は親子で手をつないで歩いている時に、子供がつまずいて転ばないようにと子供の手を引っ張った際に子供の肘に起こることがあります。

子供はとにかく痛がり腕を上げれない状態です。その時は肘内障(亜脱臼)が疑われます。通常、病院で簡単に整復され障害を残すこともほとんどありません。

頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)ってどんな症状?

頸部・肩・腕・手など上肢帯の広い範囲に痛みやシビレ、異常感覚などを訴える症状の総称を病院では「頸肩腕症候群」と呼びます。

首や肩のレントゲンやMRIで大きな問題がなく、五十肩や腱板損傷といった肩の障害もなく、原因がはっきりしない場合に診断される疾患です。

また、自律神経系の関与も考えられたり、肩こりも頸肩腕症候群の一つとして現れることがあります。

肩こりと五十肩の違いは?

肩こりと五十肩イラスト

簡単に説明すると肩こりは筋肉疲労によって引き起こされる症状で、四十肩や五十肩は肩関節に起こる炎症の状態です。

一般的な肩こりは筋肉のこり固まりからくる、血流の悪さが原因です。

習慣化した姿勢の悪さ・使い過ぎ・運動不足・ストレスなどにより筋肉疲労がおこり、筋肉のこり固まりで血管が圧迫されると発痛物質が筋肉内にたまり痛みや重だるさが誘発されます。

一方、四十肩・五十肩は中年以降に加齢的変化を基盤として発症する事が多く、肩関節周囲の筋肉・関節包・腱板などに炎症が起こる事で痛みが生じると言われています。

肩こりと四十肩・五十肩では治療が異なる場合があります。誤った判断で痛みを悪化させることのないよう、適切な治療をすることがとても大切です。

まとめ

以上が施術中に、ご利用者様から肩こりでよくある質問Part2でした。

あなたの肩こり対策の参考になれば幸いです。

山田院長

この記事を書いた人

山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験13年・延べ31300人の施術を行う。(令和4年5月現在)