腰痛でよくある質問Part2
こんにちは!
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。
今回は前回好評だった「施術中に、ご利用者様から腰の事でよく聞かれる質問」の第二段をご紹介いたします。
では、早速ですが「施術中に、ご利用者様から腰の事でよく聞かれる質問Part2」をはじめていきます。
脚を組むのは腰に良くないと聞きましたが?
自宅で椅子に座りテレビを観ている時や長く電車に乗っている時に、無意識のうちに脚を組んでいるのでいるのではないでしょうか?
右脚が上になったり、左脚が上になったり動かすことで、身体は同じ姿勢から逃げようと無意識に行っています。
脚を組む姿勢は、姿勢正しく座るジャンルには入りません。
脚を組む姿勢をとると、骨盤は回旋して後傾し背中は猫背ぎみになります。すると腰に負担がかかり、腰には良い姿勢とは言えません。
ハイヒールなど踵が高い靴は腰痛の原因になりますか?
ハイヒールなど踵が高い靴を履くと、お尻が後方に突き出ます。そうすると腰椎(腰の骨)は過剰に反り、骨盤は前に傾いていきます。
そうなると、その姿勢を維持するために腰部の筋肉に持続的な負担がかかり、腰痛を起こしやすくなります。
骨盤がゆがんでいると言われましたが大丈夫ですか?
もし骨盤がゆがむとしたら「先天的(生まれつき)な骨盤の形態異常」「骨盤骨折したことがある」「腫瘍」などです。
実は骨盤の形は正常だけど、骨盤が左右に傾いたり、前傾したり後傾したりした状態を「ゆがみ」と呼んでいることが多いです。
その状態を正しく表現すると「骨盤がゆがんでいる」のではなく「骨盤のまわりの筋肉が緊張してバランスを崩して左右、または前後に骨盤が傾いている」と言うことなのです。
その対処方法としては、腰や下肢を前後、左右、上下にまんべんなく動かすことで筋肉の緊張を均等にすることがオススメです。
また、ストレッチやマッサージを加えるとさらに効果的です。
長い距離を走ると腰が痛くなるのですが?
日常生活では全く腰痛など感じないし、短距離のランニングでは問題ない。しかし10kmや20kmを超えたあたりから腰が痛くなってくる方がいます。
その原因は、体幹の筋力不足です!
腹筋や背筋をしっかりとトレーニングして筋力をつける事をオススメします。「長時間同じ姿勢でいると腰が痛くなる」という方も同じです。
長時間同じ姿勢で走れるだけの体幹筋力をやしなってください。
突然、腰が痛くなったらどうしたらいいですか?
先ずは安静です。
自分でマッサージをしたり余計な手をかけると炎症が悪化して、かえって痛みが強くなることがありますので、痛いところを無理に刺激しないように、なるべく静かにしているがオススメです。
急性期は基本ゆっくり寝ているのが安全です。
次に炎症反応を抑える目的でアイシングが必要になることがあるので以前ブログで【朝、腰を曲げたらギックリ腰!そんな時の対処方法】をまとめていますので、参考にして頂ければ幸いです。
疲れると腰にだるさを感じますが大丈夫ですか?
これは筋肉全般にいえることですが、「だるさ」というのは筋肉が疲れきった状態です。さらに突きつめると、筋力が弱いことが原因といえます。
自分の筋力以上のことをすると先ず「だるさ」がでます。それ以上超えると筋肉痛になります。なので腰痛の一歩手前の「だるさ」を解消するには体幹筋力の強化が必要です。
以上、ご利用者様に腰痛の事でよく聞かれる質問をまとめてみました。あなたの腰痛対策の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を書いた人
山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験11年・延べ29400人の施術を行う。(令和2年10月現在)