【寝返りが出来ないギックリ腰の症例】(北九州市小倉北区20代女性)
こんにちは!
北九州市のガーデン小倉南整体院の山田です。
当院で整体を受けられた方をご紹介する症例ブログです。
■来院された方:北九州市小倉北区在住・20代・女性
■主な症状:寝返り動作で腰が激痛
来院までの経緯
今まで腰痛など一度も感じたことがなく過ごしていたが、子供を抱っこしようと腰を屈めた瞬間に、いきなり腰に今まで感じたことない強烈な痛みがでた。
怖くなりインターネットでいろいろ調べて、この痛みはぎっくり腰ではないかと思い知人に相談する。
症状は歩く時に腰を屈めないと歩けなく、動きはじめや椅子から立ち上がる時などに、腰が固まって耐えがたい痛みが走ったり、夜中も寝返りができずに熟睡していないとの訴えがありました。
当院に来たきっかけは、お友達であるT様のご紹介で来院されました。
初回来院時の主な悩み
初回のカウンセリングでお聞きした、ご利用者様のお悩みポイント
- 寝返りができなく熟睡できていない
- 腰が伸びなく伸ばそうとすると激痛
- 歩き始めがめちゃくちゃ腰が痛い
- 椅子に少し座ると、だんだんと腰が痛くなる
- 子供に抱っこをせがまれるが出来ない
初回来院時の主な身体の評価
初回のカウンセリング後のお身体の整形外科的徒手検査の結果
- 骨盤の右仙腸関節に硬さ及び炎症あり
- 右股関節内旋時の痛み及び可動域制限あり
- 右脊柱起立筋(腰の筋肉)の過度な緊張が著明
- 腸腰筋(腰の筋肉)左右のアンバランスがみられる
- 左ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)の過度な筋緊張あり
右骨盤の仙腸関節が機能障害によって左脚に身体の軸が移動し、また、右仙腸関節の機能障害を補うように、右股関節に過剰な負荷がかかり腰の筋肉が過度な緊張を起こしていると考えられると推察しました。
施術経過
■初回
初回時は腰の痛みが激しく、来院する前に薬を服用していました。
骨盤の関節(仙腸関節)に炎症があると骨盤の関節を調整しても、その場で痛みが取れないことがあります。
しかし、骨盤の関節を調整することで、炎症が引きやすくなり、痛みが和らいでいきます。
結果、この日は骨盤の関節を調整しても余り変化はありませんでした。
2回目
前回の施術から3日後に来院。
施術前にご利用者様より「昨日ぐらいから寝返りが少しできるようになりました」と報告して頂きました。
しかし、この日も仙腸関節にやはり炎症がまだありました。
その為、骨盤の関節の調整は軽く行い、骨盤に起源する筋膜・筋肉を調整しました。
3回目~6回目
前回の施術から一週間後に来院。
この日の施術で一段階、良くなりました。と言うのは、施術後に身体の上体がまっすぐに伸ばせられ、普通に近い状態で歩けるようになりました。ただし、腰の痛みは残っています。
この日を機に、痛みは減少していきました。
施術は一週間に一度の割合で行い、治療開始から6回目で痛みは無くなりました。再検査の評価も良く6回目で施術計画は終了。
現在は、再発予防のためにメンテナンス治療をされています。
疲労がたまってくると腰に違和感を感じるようですが、普段は腰に痛みは全くありません。
ご利用者様にいただいた感想
いきなりの腰の痛みで一時は睡眠がとれず、寝返りができないほどの痛みに悩まされていました。知人の紹介で、先生の人柄を聞き、行ってみようと思いました。
来院してすぐに先生の人柄・治療の方針に信頼が置け、身体をまかせようと決心できました。
今後も院長の温かい人柄に甘えながら、自分の大事な身体をしっかりと守っていこうと思います。
※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
院長から
ぎっくり腰は、いきなり痛みがでるようにみえますが、多くは日頃の疲労の蓄積で腰や骨盤の関節に負担かかり、ふとした動作が引き金となり発症するケースがあります。
今回のご利用者様は、急性の骨盤関節(仙腸関節)の機能障害でした。また、腰への物理的な刺激が原因の仙腸関節炎を併発してしまいました。
その為、仙腸関節の調整を行ってもその直後に症状は改善がみられませんでした。
しかし、仙腸関節の調整をすることで、炎症もとれやすくなり関節炎も無くなり痛みもとれました。
今では、背筋を伸ばしてしっかりと歩いています。また、夜中もしぜんに寝返り動作もできるようになり熟睡できるようになったと報告がありました。
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この記事を書いた人
山田 和也
1974年5月30日生まれ。北九州市小倉南区出身。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)
【経歴】
山口県下関市の整骨院で院長として4年勤務後、地元である北九州市小倉南区で整体院を開業する。臨床経験9年・延べ27000人の施術を行う。(平成30年10月現在)